2025年5月 バズったOOH

応援広告「Cheering AD(チアリング アド)」の河原です。
毎月恒例、Cheering ADが選ぶ “バズったOOHまとめ” 今月も振り返っていきます📣

2025年5月、OOH(屋外広告)はさらに一歩“想像の外側”へ。
今回は「まさかの組み合わせ」「リアルとフィクションの交錯」「じわじわ来る演出」など、広告の新しい面白さが炸裂した5本。

街とSNSをザワつかせた、その正体をぜひチェックしてみてください!

OOHてなに?

「OOH」とは「Out of Home」の略で、日本語では「屋外広告」と呼ばれます。

交通広告や屋外広告など、電車やバスの車内広告、空港や駅構内の広告、車体ラッピング広告、屋外看板などの広告メディアを指します。

皆さんが出していただいてる応援広告やセンイル広告もほとんどがOOHです!

2025年5月バズったOOH

1|異色なのにハマりすぎ! 「ぐらんぶる」×「メダリスト」 コラボ@池袋駅

 

推計リポスト数:4,020
推計いいね数:9,159

月刊アフタヌーンで連載中の人気作『ぐらんぶる』と『メダリスト』が、まさかの池袋駅でコラボ広告!
“交わるはずのないふたり”の世界観が交差する演出に、「ぐらんぶる、青春スポーツ漫画だったの?」と驚きの声が多数。

並ぶキャッチコピーも秀逸で、「それぞれの青春」がぐっと浮かび上がる一本。
異色コラボこそ、OOHの得意技です。

2|新幹線に乗る前に見てはいけないやつ(でも見たい)
Netflix「新幹線大爆破」 @仙台駅

推計リポスト数:2,314
推計いいね数:11,000

なんと掲出場所が、新幹線乗り場前ということがとても話題になりました。
仙台駅の新幹線乗り場前に突如掲出されたのは…まさかの「新幹線大爆破」。
「これから乗るのに…」「タイミング怖い」とSNSで話題になり、もはや広告というより“体験型ドッキリ”。

ちなみに翌週の掲出は、東北のインフラを支える仙建工業。

「先週爆破されてた新幹線、今週は修理されてる…」という偶然も含めて、OOHの“ライブ感”が光りました。

こちらはJR新宿駅東西自由通路の新宿ウォール456。私この広告見て感激したんですよね!この45.6mもの横長サイネージをうまく生かして、「はやぶさ」が駆け抜いてくいくんですよ〜!

臨場感たまらない。この特殊なサイネージをうまく使っていらっしゃる!

こちらはJR品川駅。

品川駅は出てません!てもはやネタバレ。

3|自然すぎて、広告じゃないかと思った!星野源 6thアルバム「Gen」 戸越銀座×銭湯OOH

推計リポスト数:5,794
推計いいね数:90,000

星野源さんの6thアルバム『Gen』のOOHは、街に馴染みすぎて見逃し注意レベル。
戸越銀座の壁面や、品川区の銭湯の鏡など、“生活の延長線上”に溶け込む絶妙さで注目されました。

「この広告、何十年も前からあったのでは…?」と錯覚するような空気感。
広告っぽさを消すという、新しい見せ方の可能性を感じました。

ちなみにこの広告が展開される前週は、JR新宿駅東西自由通路の新宿ウォール456にて大々的に告知!

4|阿部ちゃんに海外勢もザワつく「ZOJIRUSHI」 @夢洲駅ポスター

推計リポスト数:5,717
推計いいね数:76,000

関西万博の会場・夢洲駅に現れたのは、笑顔で炊飯ジャーを持つ阿部寛さん。
その圧倒的存在感に、「Who is this Japanese actor!?」と海外ファンからも反応が。

ちなみに、改札反対側には向井理さんが登場し、まさかのイケオジ対決状態に。

駅に降り立った瞬間から心つかまれるOOH、これぞジャパニーズ・インパクト。

5|まさかの“同期デビュー”が実現「名探偵コナン」×「ミッション:インポッシブル」コラボ広告

推計リポスト数:11,000
推計いいね数:51,000

池袋の街頭ビジョンに突如並び立ったのは、コゴロー・モーリ(毛利小五郎)と、イーサン・ハント(トム・クルーズ)。

『名探偵コナン』最新作と『ミッション:インポッシブル』新作が、まさかの“イケオジコラボ”を実現。
しかも、両作品とも1996年がテレビ/映画シリーズのスタートという奇跡の同期デビュー!

夢のW主演、映画ファンにも刺さる最高のコラボOOHでした。

調査時期:2025年5月1日〜2025年5月31日
調査方法:上記期間内でOOH関連ワード(「駅 広告」「ビジョン」など)を含むX(Twitter)投稿を収集し、投稿ごとにポスト数、いいね数を算出
※本分析は時期により実際の数値との誤差が生じる場合がございます。

今月は、「ありえない出会い」や「ちょっと怖いけど目が離せない場所性」など、OOHならではの仕掛けが光る月でした。

そして改めて感じたのは、
広告って、ただの掲出じゃなく“感情のきっかけ”になれるんだということ。

駅で足を止めて、SNSで誰かに伝えたくなる。
そんなOOHが、これからもっと増えていったらいいなと思います。

それではまた来月も、「あ、これ見た!」と言いたくなる広告たちと共にお会いしましょう。

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